ポートレートの裏に自筆の文〈画像2〉が書かれています。吉野が1925年(大正14)に入院した際、見舞いに訪れた増田道義氏から写真の裏側へサインを求められ、自身の経歴を戯文調で語ったもの。増田道義氏は東京帝大法科大学で門下生。「野古川生」は「古川学人」とともに吉野のペンネームの1つです。